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孫策  伯符
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孫策ノ巻第五章  〜材料は揃った〜



孫策の挙兵を聞き、孫堅死後は地方に隠れていた、
前孫堅軍団の主力である、程普、黄蓋、韓当が、孫策のもとに終結した。
君主である孫堅が戦死した時は、他に仕えるべき君主などなく、
いや、孫堅以外の君主など全て見劣りして仕える気すらなかった連中が、
孫策には孫堅の面影があり、全てを賭して仕えたいと孫策のもとに参じた。
最強の孫堅軍の中の主力であった武将。孫策にとって、
これ程心強い存在が他にいただろうか?


更に、孫策は江東で最も名高い賢者である張昭、張紘の二人に、
自らの知恵袋になってくれるように、頼み込んだ。
張昭と張紘。当時の最大の権力者の大将軍の勧誘も、中郎将の勧誘も、
全て一蹴して断ってきた人物である。それ程、彼らの博識は有名であった。

だが、孫策に備わっている、父親譲り、と言うのだろうか。
不思議な魅力に取り付かれ、孫策に一生を賭すことを決めた。

噂が噂を呼び、孫策の挙兵に乗じて、様々な人が士官してきた。
孫策の弟が窮地に立たされた時は、決死の覚悟で死地に飛び込み、
見事に救い出した比類無き武勇をもつ英雄、周泰。
副業が強盗の将軍として、後に有名になる将軍兼強盗の、蒋欽。
戦の度に先陣を勤めた歴戦の士、凌操。
一癖も二癖もある大物が集まった。

孫策の挙兵に応じて終結した英傑たちは、以下の通り。
父の時代から付き従う古参の武将である、程普、黄蓋、韓当。
いつも孫策を影で支え続けた名参謀の、張昭、張紘。
そして、孫策軍の新たな主力である、周泰、蒋欽、凌操。
その上、父が残してくれた精兵があるのだから、孫策には、
何一つ恐れることなどなかった。今、孫策の覇道が幕を開ける。